小中之湖地区のいまと未来

小中之湖地区のいま


地域の水を自然の力で浄化する水質保全池

「よしきりの池」

この池は、水を浄化するためのもので、西の湖の水を昔のきれいな湖に戻し、環境を改善することを目的としています。
池の中にはたくさんのヨシ、キショウブが生えています。これらの水生植物が、水中に含まれる窒素などの栄養物質を吸収するはたらきをします。
また、池を通過するうちに水の中の余分な物質が沈殿し、水が浄化されます。 こうして浄化されたきれいな水はそのまま西の湖に注がれ、また一方では農業用水として再利用されます。
このように、保全池は地域の水をきれいに循環させる上で、重要な役割を 果たしているのです。

※平成19年2月、水質保全池は公募により「よしきりの池」と命名されました。



※クリックすると拡大されます

小中之湖地区を流れる水をもっときれいにすることによって、西の湖の水も美しくなります。
小中之湖地区には、地域の水環境を守るためのいろいろな施設があります。
どんな施設があるのか、矢印をたどりながら上のイラストの記号A〜Eと下の説明を照らしあわせてみましょう。

小中之湖土地改良区排水機場
小中之湖地区の排水は、全てここに集結します。いわば、小中之湖地区の水の終着点です。
 
吐き出し水槽
干拓地内の排水をポンプで掻い出し、西の湖とよしきりの池と安土川へ送る施設です。
また、よしきりの池で浄化した水を、西の湖へ分けて送り出す役割も果たしています。
 
リサイクル水路
吐き出し水槽からの水は左側の水路を通り、よしきりの池へ入ります。右側は、よしきりの池から吐き出し水槽へ返すための水路です。
よしきりの池流入流出部
水を浄化するよしきりの池の
入口と出口です。
浄化される水は、リサイクル水路を通りここで池に流入します。
 
よしきりの池(水質保全池)
排水がこの池に流入します。
池の中を通過するうちに、水が浄化されるしくみになっています。自然の力できれいになった水は、再びリサイクル水路、吐き出し水槽を通って、西の湖に注がれます。
 
憩いの場所
芝生の広場に東屋があります。
サイクリングの途中で休憩したり、レクリエーション活動を行うことができます。

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小中之湖地区のいま


みんなで守ろう。豊かな自然

これからも、よしきりの池を核とした小中之湖地域用水を守るためさまざまな活動を推進していきます。


■平成17年3月
 

地域のみなさんによる桜の苗木の植樹を行いました。早速、桜はその年の春に花をつけました。

■平成18年8月
 

魚つかみのイベントを開催しました。


いま・むかしMAP小中之湖地区のむかし
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